HISTORY

A Japanese Mom, in Germany.

エコルルカは、ドイツで出産子育てをする日本人母によって2021年春ドイツにて創業しました。

 

坪井(ケンピンスキー)恵実

 

”本物を知りなさい”

曽祖父の時代から旅館、料亭を営んできた家業の中で育ちました。
自身の家庭はごく一般的なものではありましたが、一流のお客様を相手とする上で父から言われていたことは”本物を知る”ということでした。

食材はもちろん、器や装飾品など、本物はその裏側に歴史や作る人の込めらた想いがあることを学んだのはこの頃だったと思います。

ものの本質を知るには、そのものが誰によって、どのように作られているのかを知る必要があります。そこに興味をもち、知るために自ら行動することを学びました。

 

妊娠を機に夫の母国、ドイツへ。

大学卒業後、外資企業で働いたのち結婚、妊娠を機に仕事を辞めドイツに移住しました。
そこで出産を経験し、子育てが始まったのは2020年の夏。

そこから、我が子に何を選ぼうか、のリサーチと選択が始まりました。



エコ・オーガニックで溢れるドイツ。

まず、日本との違いにかなり驚いたのが、赤ちゃんや子供向け商品のオーガニック率の高さ。

粉ミルクから離乳食、おやつまで、全てにオーガニック認証マークの付いた商品たち。

スキンケアに関しては、自然由来の成分を使用しているものもおおく、さらにオーガニック原料を使っているブランドもある。

日本にいた時は、商品購入する前には裏面の表示をよく読み、原材料はもちろん添加物の使用を確認し、手にとっては棚に戻すというのが日常茶飯事でしたが、ドイツの赤ちゃんコーナーは全商品の裏面を確認する必要がないほど、安心で安全な商品で溢れていました。

そのお陰で私のドイツでの子育ては不安の一切ない、妥協しない子育てが実現しました。
スキンケアはベビー用はナチュラルな原料使用のものを簡単に手に取ることができ、離乳食で使う食品は近くのスーパーで調達。
時間がない、外出する時は市販のベビーフードを気軽に手にとり子供に与える。
それでも全く不安要素が一切生まれない子育てがドイツにはあるのです。

 

 

日本で子育てをするママパパへドイツの安心安全を提供できるお店オープンを決意。

ドイツの子育て環境を知った上で、自分自身が日本にいたら。と考えた時、

自分がもし日本にいたら、ドイツに当たり前に溢れる商品に手が届く場所が欲しい。と思いました。

  

 気になるメーカーには訪問をし創設者と実際に会い、より理解を深める。

最初は、オーガニック認証が付いているだけでどれも魅力的に見えました。しかし日本のママパパ、赤ちゃんへ届けるなら、オーガニックは当たり前の基準とした上で、最も良い商品を届けたいと考えるようになりました。

ドイツの市場を見ていて気になったブランドは実際に購入し使用してみるのはもちろん、ホームページを熟読。特に知りたかったのは、誰が、どんな想いで作っているか。

製造者の顔が見える、どんな想いで軌跡を辿ってこの商品が作られているのかが一番のポイントでした。

結果として、私自身と同様に、子育てをするパパママにより創設されたブランドとコンタクトをとり、創設者の方達と実際にお話する機会をいただきました。

積極的にドイツ国内のオフィスにも訪れ、ブランドの雰囲気を理解し、 生産者、ブランド創設者との密なコミュニケーションと、情報共有により、使用される原材料はもちろん、製造過程までを含めた今ドイツ国内にある、”本物だけ”をセレクトし日本の皆様へ提供してきました。

 

日本でもオーガニックが当たり前な社会の実現へ。

今までドイツから直輸入という形でお客様へ提供して参りましたが、ミニマムオーダーや国際送料など、お客様には妥協していただく点があり、まだまだ気軽にドイツのオーガニックをお試しいただける環境ではありませんでした。

2022年3月に伊勢丹新宿店にて開催させていただいたポップアップを機に、日本への本輸入へと挑戦し、今後日本でもより多くの安心安全な子育てを願う手にとりやすいようにご提供できるよう、日本での展開を開始しました。

今現在エコルルカ日本公式オンラインでは今後、より多くの商品をご提供できるよう努めて参ります。

また、日本国内での”オーガニックが当たり前の社会”の実現へ向け、できることから挑戦していくことも目標として掲げ、日々勤めていきたいと考えています。

 

エコルルカ・ジャパン株式会社
代表取締役

坪井(ケンピンスキー)恵実